44話 理科室

小学校の理科室といえば、学校の怪談には定番ですね。怪しげな薬品瓶や多彩な形状のガラス製実験器具の並ぶ戸棚も去る事ながら、やはり人体模型と各種生物の液浸標本が並ぶ標本棚は、怪談ネタには欠かせないでしょう。

これらが夜になって動き出したりすれば本物の怪談ですが、ワタクシが19:00頃までしばしば居残りしても、理科室で怪奇現象にお目に掛かる事はありませんでした。

ところで、これら人体模型や生物標本ですが、実際の理科の授業で使われたという記憶をお持ちの方は居らっしゃるのでしょうか。標本瓶のラベルを読むと、「カヘル (蛙) 明治○年 ○○尋常学校」など、当時ですら100年物とわかる記載があり、過去多くの児童や教諭の目に止まっていた筈なのですが。

43話 小学校の思い出 4

以前にも書きましたが、
現在は小中学校で児童生徒に科学実験をさせる機会がめっきり減ったそうで、非常に嘆かわしいことであります。

四十数年前にワタクシの通っていた小学校は、アバウトというか、おおらかというか、担任の教諭に「実験したいので、授業後に理科室使わせてください」とお願いすれば、「終わったら片付けて鍵は職員室へ返すように」と必ず許可いただけました。どんな実験をしたか、薬品は何をどれだけ使ったか等のレポート提出を求められる事もありませんでしたが、小心者のワタクシはご丁寧に実験内容や結果、使用物品や薬品名などを記載したノートを作って教諭にお見せしていたのでした。

42話 小学校の思い出 3

田舎ならではの広大な敷地には、400mトラック・サッカーコートを備えた運動場、プールは勿論、変わったところでは、交通安全教育施設(数十台の自転車と小型の自動車教習校みたいな道路レイアウト・信号機・模擬踏切・模擬バス停がありました)、野外教育施設(小型のキャンプ場)、植物園(温室や畑・林)、動物飼育施設(鶏舎・ウサギ舎・水生動物観察池)もあり、小さな町並みでしたね。
今では見られない焼却炉も、4基並んで校庭の百葉箱近くにあって、冬はゴミ出しついでに暖を取ったりしていました。