9話「カセットテープ」

いつの頃からか、
カセットテープには磁性体の性状からTypeI~IVの4種あって、
録音する内容や、録音再生に使う機種によって使い分けるのが
「オーディオ通」といった雰囲気がありました。

普通のラジカセではⅠ、

ステレオラジカセやカセットデッキで使う時はⅡ、

とっておきにはⅣ、

と粋がって使い分けてはいましたが、
最近押し入れから掘り出したテープの古い録音を
カセットデッキで聴いてみたところ、
ⅠでもⅣでも音質差が分からなかったです。

耳が衰えたのか、磁性体の経年劣化か、デジタル世代の音に慣れてしまったのか。
いずれにせよ過去の拘りは無意味となっておりました。

諸行無常の「響き」あり。